クラウドファンディングのその後:進捗状況のご報告

 

NPO法人シリアの友ネットワーク(シリとも)が6月から7月にかけて実施したクラウドファンディング「紛争の“その後”を生きる人たちへ。シリアの帰還民・避難民を共に支えてください」において、みなさまからお寄せいただいた442,041円の使途について、進捗をご報告いたします。

シリア国内の帰還民・国内避難民への一時支援

この金額から、決済手数料などを差し引いた388,292円のうち、30万円については、クラウドファンディング開始時にみなさまにお約束した通り、シリア国内の帰還民・国内避難民への一時支援に充てるため、8月下旬に全額の送金手続きを完了しました。

現地のパートナー団体、日本・世界シリアの友財団(FSJW)と支援方法について協議を行い、当初は、①給付対象世帯を限定し、緊急性の高い世帯にできるだけ多くの現金を支給する、②給付対象世帯を可能な限り増やし、より多くの世帯に現金を支給する、という二つの選択肢を検討していました。

しかし、意見交換を重ねるなかで、昨今のシリアにおける物価高騰に加え、シリともの力不足ゆえに持続的な支援を確実に行うことが難しいという現状も踏まえ、対象世帯の子どもたちが新学期を迎えるにあたって必要としている物品(文房具、教材など)を、保護者のみなさまの要望に沿って購入し、現物で支給する方向で最終調整を進めています。現在、支援対象として想定している世帯への聞き取り調査を実施するとともに、物品の調達に向けた準備を進めています。

日本に避難してきたシリア人の方々への一時支援

一方、クラウドファンディング開始時には、20万円を日本に避難してきたシリア人の方々への一時支援金として支給することをお約束していました。しかし、力及ばず、目標額の50万円を集めることができなかったため、シリア国内の帰還民・国内避難民への支援分を差し引いた残額は88,292円となりました。

そこで、シリともの自己資金から11,708円を補填し、合計10万円を、シリともがこれまで実際に支援してきた東京在住の1世帯に支給する方向で最終調整を進めています。本来であれば、できるだけ多くの世帯に十分な支援を届けたいところですが、日本での生活費なども踏まえ、今回はシリともとつながりのある1世帯に対象を限定することを、どうかご了承ください。

クラウドファンディングの終了から、実際に支援を必要としている世帯の手元にみなさまからの支援金が届くまでに時間を要してしまっていることを、ほんとうに申し訳なく思っています。時間はかかっていますが、みなさまからお預かりした支援を、みなさまの思いとともに、必要としている方々へ確実に届ける所存です。今しばらくお待ちいただければ幸いです。

#シリア #NPO #国際支援 #被災者支援 #難民支援 #国内避難民

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