帰還難民・避難民の生活再建を支援するため、2025年5月21日、400,000円(2,691.44米ドル、送金手数料1,480円を除く)を、NPO法人シリアの友ネットワークの現地法人である日本・世界シリアの友財団(FSJW)に送金しました。
このうち2,491.44米ドル(22,000,000シリア・ポンド)は、6月19日から7月1日にかけて、イドリブ県での長年にわたる避難生活を経て、最近になって元の居住地に帰還した17世帯に対して給付しました。帰還先となった元居住地は、ダマスカス郊外県タッル市、マアルバー村、ジュダイダト・ワーディー町、イドリブ県ヒーシュ村、カフル・ウワイド村、ハザーリーン村、ダマスカス県ドゥンマル地区、カーブーン地区、マサーキン・バルザ地区、ナフル・イーシャ地区。対象世帯は、政府関係当局の協力のもとに選定され、それぞれに対して1世帯あたり1,000,000シリア・ポンドから2,000,000シリア・ポンドが支給されました。また200米ドルは、シリア国内における送金受取手数料などの経費に充てられました。
義援金の給付にあたりご協力いただいたFSJWのスタッフの皆さま、ならびに関係当局の皆さまのご尽力とご配慮に、心より感謝申し上げます。
