月: 2025年7月
ダマスカス近郊のジャルマーナーで開講したシリともの日本語教室がSANAで報じられました
NPO法人「シリアの友ネットワーク」の現地法人である日本・世界シリアの友財団(FSJW)が7月1日に首都ダマスカス郊外のジャルマーナーで開講した日本語教室がシリア国営のSANA(シリア・アラブ通信)文化部で報じられました。

以下、記事の全文訳です。
【日本・世界シリアの友財団が、シリアの若者のエンパワーメントのため講座を開設】
「日本・世界シリアの友財団(FSJW)」は、発足後初となる研修プログラムを立ち上げ、教育、エンパワーメント、社会・文化サービス、音楽などの分野を対象とした講座を開設した。
国家資格を有するビジネス・マネジメント・トレーナーのルブナー・ビシャーラ博士は、SANAの取材に対し次のように述べた――「昨日開講した講座は、人々の労働市場への参入を後押しし、アイデアを育み、現場のプロジェクトへと具現化すること、さらにプロジェクトを模索する人々に対し、適切なアイデアとチャンスを見出すきっかけを提供するものです」。
ビシャーラ博士はまた、無料講座の開講があらゆる分野における社会的責任の一環をなし、個人の社会・生活状況の向上を支援し、経済にも良い影響をもたらすものであるとしたうえで、復興期に求められる取り組みとして極めて重要だと述べた。
一方、財団のメンバーであるラーイダ・イマード弁護士は、シリア解放後の復興には、文化、芸術、職業、社会、サービスなどあらゆる側面における人間形成とエンパワーメントが不可欠であるとし、戦後復興に成功した国々、とりわけ日本の経験から学ぶことの重要性を強調した。
日本語教室に参加している学生ワルド・イードさんは、この講座を通じて世界の人々の習慣や文化を知ることができ、異なる文化背景を持つ人々との会話を通して、知識の幅を広げることができると語った。
同じく日本語教室に参加している17歳の学生ナスィーム・サアドさんは、この講座が自信を高めるうえで役立っているとし、さまざまな社会の慣習や伝統に触れることで、就労や海外渡航のチャンスにつながる可能性があると述べた。
「日本・世界シリアの友財団」は、2025年5月4日付登録番号第1710号により非営利組織として正式に認可されており、文化、芸術、研修、エンパワーメント、調査、人道支援の分野で活動している。
ダマスカス近郊のジャルマーナーでシリともの日本語教室が開講
帰還難民・避難民の生活支援
帰還難民・避難民の生活再建を支援するため、2025年5月21日、400,000円(2,691.44米ドル、送金手数料1,480円を除く)を、NPO法人シリアの友ネットワークの現地法人である日本・世界シリアの友財団(FSJW)に送金しました。
このうち2,491.44米ドル(22,000,000シリア・ポンド)は、6月19日から7月1日にかけて、イドリブ県での長年にわたる避難生活を経て、最近になって元の居住地に帰還した17世帯に対して給付しました。帰還先となった元居住地は、ダマスカス郊外県タッル市、マアルバー村、ジュダイダト・ワーディー町、イドリブ県ヒーシュ村、カフル・ウワイド村、ハザーリーン村、ダマスカス県ドゥンマル地区、カーブーン地区、マサーキン・バルザ地区、ナフル・イーシャ地区。対象世帯は、政府関係当局の協力のもとに選定され、それぞれに対して1世帯あたり1,000,000シリア・ポンドから2,000,000シリア・ポンドが支給されました。また200米ドルは、シリア国内における送金受取手数料などの経費に充てられました。
義援金の給付にあたりご協力いただいたFSJWのスタッフの皆さま、ならびに関係当局の皆さまのご尽力とご配慮に、心より感謝申し上げます。


